2018.12.27 自作、赤鬼ケーナ
南米の民族楽器 縦笛ケーナ♪
ケーナを初めて聞いたのは、今から約50数年前にウニャラモスの
LPレコードを兄が購入して来て素朴で素晴らしい音色に聞きほれ
毎晩の様の何度も繰り返し聞いていました。
その後何回も聞きましたが飽きが来ない曲ばかりでした。
楽器は何も出来ず聞くばかりです。
ここ数年前からケーナを作ってみようかと突然思い
赤鬼は工作好きなので、人が作った物は必ず出来る?(笑)
素人工作ですがね!!
実は本物を見たことも無い、しかも笛造りの知り合いも居ない・・・
なのでネットを隈なく調べ作り方た音の出し方等も含め
かなり参考にさせて頂きました。
後は独学で作るのみですが、これがまた奥が深く面白い!
何でも自作で覚えるのが1番、職人魂に火が付いた感じです(笑)
竹の採取から始まります、都内を離れ千葉、埼玉、長野等で
調査開始 竹なら何でも良いのかと思っていたんですが、
笛に必要な長さ(節から約40-60cm)の物が見つからず、
どうも笛に最適な竹(女竹(メダケ)、真竹、ホウライ竹など)の様ですので
探す場所が違っていたのかも知れません。
最近は河川敷や沼地でメダケの群生地等で採取していますが、
使える笛に適した物は場所により生育に差が有る様です。
使うのは2年物以上の物を調達です。
メダケの群生地 とある場所ですが内緒(笑)
竹取の場所は色々です。
メダケです。赤鬼は曲がり有りでも取り敢えず笛にします。
無駄には決してしません、プロでは無い素人なので♪
太い物は外径約3cm 長さも50cmオーバーの物も!
この日はメダケと真竹も・・・ 倒竹も当然ですが良い材料に成ります。
水で洗い天日干し乾燥 部屋での乾燥もじっくりやります。
火にかけ油抜き作業
真竹等 メダケは行いません。
画像の竹は布袋竹(真竹)です。約10分位かも!
次の工程は 穴あけ 歌口造り等に成りますが省略
笛は長さ太さで音色も違い、内径や指孔、吹き口造りは様々なので!
詳しくはネットに色々出ていますのでね。
とにかく色々なサイズを作り ピッチや音色の違いも体感出来ました。
肉厚のやや細めのオープンケーナもメリハリが有り好きな音色かも!
太いとイマイチの様ですが昔の現地の音色かも?
素材選びもまた面白いです。
他にエンビ、アルミパイプも作りました、音色の好みも有りますが
やはり竹の方がケーナには向いている様です。
取り敢えず完成した赤鬼ケーナ♪
曲が吹きたくて作ったのでは無く、笛が作りたくて作ったケーナです。
アドリブで吹くだけで楽しんでいますが、そのうち曲も(笑)
割れ止めは綿の糸で巻いています。
最近は布袋竹のケーナを製作しています。
加工も大変で殆ど作られていない? ケーナ
でも数人は自作にて楽しまれている方達もいる様です。
550cmのB管 内径約3cm 穴回りの肉厚は約1cm有ります。
節の数は10か所 内部は複雑な形状有り。
音が出るのも出ないのも(笑)
赤鬼ケーナ作りはまだまだ続きます♪
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